猥談バーが2022年5月29日をもって営業終了しました。
誤解を生まない為にも詳細はページ上に埋め込んだ動画を観たり、調べてほしい。
インターネット万歳。
猥談バー最終日へ参加した帰りに書いています。
猥談バーと私
猥談バーとは元浅草…だっけな?そこの短期貸店舗でやっていた頃に足を運んだのが初めてで。不定期に足を運んでいて。
猥談が楽しい、それに尽きる話なんですけど、大勢の誰かと猥談をするに適した場所って今までになかったんですよ。
それまでは猥談に適した場所と言えば飲み屋かなって感じなんですが、おそらく飲み屋も適してない。許せる仲間同士ガハガハ喋れば隣席まで響き渡ってしまう。望まぬリーチ。
それが「ここで猥談してくれ!どうぞ!」なもんだからそりゃ楽しいよねって。
あの日のゲーセンと猥談バー
猥談って気軽にできね~。
いやまあインターネットとSNSの普及によって、好き同士でコミュニティを築けて語れるに幸せな時代だとは思うんですけど、対面で猥談するにはいつの時代も難しいです。
で、ふと思い出したのが2000~2010年辺りのゲームセンター。
あの頃ってゲームはピコピコ、遊んでるやつらはゲーム脳、オタクは犯罪者の時代で。
今となってはオタクの定義変化はあれど、ゲーム・萌えカルチャーは比較的許される時代になっていて。
当時はスクールカースト・社会的地位を守る為に趣味はゲームだなんて言えなかった。それでもゲーセンに行けば老若男女、食費を削ってまでゲームに打ち込むやつらがいる、”許された空間”が在りました。
好きを好きと語れない時代に、”普通”を演じる中で擦り切れた心を支えてくれたのは、好きが集まったあの日の薄暗いゲーセンと、ゲームに全力だったやつら。
それに近い光みたいなものを猥談バーに感じていました。
もしかすると、オタク文化のようにセクシャルに関するあれこれの認識に変化が起きて、今よりもカジュアルに猥談ができる時代が来るのかもしれない。
猥談界の任天さん、待ってます。
…いや、多少アングラな方が味があるのかな。わからん。何事も程々にかな。
まとめ
どんなコンテンツもコミュニティもいつかは終わります。
それでも猥談で笑いあって悩みを相談した場が確かに在ったことは覚えていたいなとか。
難しいこと考えていたけれど言いたいことは、猥談バーは唯一無二で面白過ぎた。
そんな感じです。
他に書こうと思ったけれど挟むタイミングがなかった話
・猥談するにも異性間だと特別難しい。ただ猥談したいんだよって。猥談バーはその辺りも強かった。ルールを敷くことで、出会い目的と被害に関して聞く・見渡す限りなかった。
・猥談バーで様々な知見を得てから朝井リョウさんの正欲を読むと…という話を聞いて確かにな~なんて。人間の可能性、無限大。